蒸気の吹出し温度は、送風ファンにより空気とミキシングされ55℃以下ですから、ヤケドの心配はなく安全です。
ただし、吹出し口に指を入れたり、長時間にわたり直接蒸気に触れないでください。
スケールとは、水道水に含まれている蒸発残留物(カルシウム・マグネシウム・シリカ・鉄分等)が濃縮し加熱筒や蒸発布に固着したものです。
水道水を加熱して蒸気を吹出すときに必ず発生しますが、有害なものは出ませんのでご安心ください。
(画像は清掃しないで使用を続けた場合です。石のような白い塊やツブツブしたものは全てスケールです)
スケールは、蒸発布および加熱筒に堆積していきますので、このスケールを定期的に除去する事により故障を防ぎ、加湿器を長持ちさせる事ができます。
柔らかい布や歯ブラシなどで軽く落とし、固くなる前にこまめにお掃除してください。
スケールの堆積が多い状態で加湿運転を行うと、加熱筒の温度が上昇し、やがて加熱筒内部の安全装置が働いて電源が切れるようになります。
「CL」が表示したとき、蒸発布を取り外して水でもみ洗いし、加熱筒は水拭きにて清掃してください。
スケールが固まってしまった場合には、濡れた布を被せてしばらく置くなど、スケールに十分に水を含ませた上で時間を置いてから、少しずつスケールを取り除くようにしてください。
定期的にイオンフィルターを交換してください。
イオンフィルターを1シーズン使用するか、スケールが付きやすくなった場合、スケールを抑制する効果が低下しています。
イオンフィルターは商品お買上げのお店、またはお近くのビーバーエアコン・加湿器取扱い販売店にてご注文・お取り寄せができます。弊社オンラインショップもご利用ください。
家庭用の一般的な浄水器では、スケール分を除去することはできません。
またミネラルウォーターにはミネラル分が多く含まれている種類のもの(硬水)がありますので、かえってスケールが付きやすくなります。
浄水器の水、アルカリイオン水、ミネラルウォーター、井戸水などを入れると、水道水のように塩素が入っていないので、しばらく交換しないとカビや雑菌が繁殖し、悪臭の原因となります。
必ず水道水(飲用)をご使用ください。
水道水以外のものを入れて使用しないでください。
これらを入れて使用してた場合、機器寿命の低下および機器故障の原因となりますので絶対にお控えください。
水道水は塩素消毒がされているためです。
塩素の入っていない水は腐りやすいため、水道水を使ってください。
40℃以上のお湯、化学薬品、汚れた水、アルカリイオン水、芳香剤、洗剤などを入れると本体の変形や故障の原因になりますので、使用しないでください。
故障ではありません。
お掃除時期を「CL」表示でお知らせします。お掃除してください。
お掃除終了後は自動的にCLリセットしませんので、「CL」表示を消してください。
「CL」の表示される期間は機種ごとに異なります。(以下、機種例)
「CL」表示は、汚れ状態を検知する機能はありません。
お掃除終了後も自動的にはCLはリセットしませんので、電源コードを接続した状態でCLリセットを押して、「CL」表示を消してください。
35シリーズと60シリーズは「切タイマー」ボタンを3秒以上押してください。
(図はSHE35RD)
「CLリセット」ボタンを押してください。
(図はSHE120RD)
改善しない場合は運転を停止し、電源プラグを抜いてからお買い上げの販売店にご相談ください。
お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。
加湿器内部が汚れていませんか?お手入れしてください。
蒸発布を交換した直後は、繊維のにおいがする場合がありますが、しばらく使用していると出なくなります。
改善しない場合は運転を停止し、電源プラグを抜いてからお買い上げの販売店にご相談ください。
お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。
異常ではありません。
以下のような場合に水が茶色くなることがありますが、この色は焦げたわけではなく、蒸発布をもみ洗いして取れなくても運転に支障はありません。
灯油やガスを燃焼すると水分が発生するためです。
【ご注意ください】
・使用した蒸発布は必ず取りはずし、乾燥させた上で保管してください。
・使用した蒸発布を付けたまま保管しますと、加熱筒にスケールがこびりつき、故障の原因になる場合があります。
・日光が当たりますと本体外部が日光により日焼けをおこし黄ばんだり変形することがあります。