三菱重工がルームエアコンの製造・販売を開始したのが1956年。
その後、みなさまにより親しみを持っていただくために、
家庭用ルームエアコンのブランドネームとして1970年に「ビーバーエアコン」が誕生。
ビーバーは住みやすい環境をつくる巣づくりの名人であることからその名が採用されました。
以来、キャラクターとともにみなさまに愛され、おかげさまで2020年に50周年を迎えました。
三菱重工はこれからも長年培ってきた「ものづくり企業」としての高い技術力と信頼性を製品に注ぎこみ、新しい「ビーバーエアコン」をお客様の元へお届けいたします。
省エネに貢献する三菱重工のテクノロジーを集結。
部品サイズの最適化とネオジウムモーターの採用により運転ロスを抑えて、低速域から高速域までの広範囲で高効率を発揮します。
フィン形状を細径化し、銅管を高密度で配置することで熱交換器の性能を向上。
フィン形状断面をM型に加工することで、熱伝導性と風通しの良さを高次元でバランスしました。
省エネのコツは、ハイパワーですばやく設定温度まで到達させて、少ない電力でその温度を維持すること。ベクトルPAMは、モーター電流を低負荷から高負荷までの領域で最適に制御。ハイパワー&高効率を可能にしました。
モーター効率・インバーター効率を高めて、ハイパワーで、経済的に運転します。
室内機には、ジェットエンジンの翼形状設計に使われる解析技術CFD(数値流体力学)を風路設計に応用した「JET BODY」を採用。ファンと熱交換器の配置や吹き出し口の道筋を最適化することによって、少ない電力で大風量を吹き出し、しっかり風を届けます。
さまざまな試験・検査をクリアして品質の高さを実証します。
環境試験装置(ルームエアコン) (霜付評価試験例)
高温から低温まで条件を作り出し、製品の信頼性確認を行います
無響室での騒音試験
環境試験装置計測室
リアルタイムにデータを計測し迅速な検証評価を行います
耐水試験
振動試験
厳しい屋外環境にもしっかり安心の室外機。
過酷な環境においても安定した冷房運転が可能です。
室外機の頭脳部分であるプリント基板を樹脂コーティング。
湿気や虫からしっかり守ります。
ルームエアコン全機種に採用しています。
室外機の底板には、耐食性、耐熱性にすぐれた溶融メッキ鋼板を使用。塩害や温度変化にも強く丈夫です。
●溶融亜鉛(Zn)を主にアルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)からなる溶融メッキ鋼板です。
既設配管がそのまま使えるから、据付工事の時間も短縮。エアコンの入れ替え工事が簡単にできます。
●既設配管内の油の除去は必要になります
室外機の設置場所にも困らない長配管設計。
●Sシリーズ/R・Tシリーズ(40クラス以上)最大配管長 25m
●R・Tシリーズ(22~36クラス)最大配管長
20m
施工・据付関連(カタログP73-74)(PDF/1.4 MB)
エアコンが万一故障した場合、自動的に自己診断して異常内容を異常コードのデジタル表示またはLED表示でお知らせします。
別売部品のインターフェイスを使用して多様なシステムコントロール(応用制御)を行うことができます。
日本電機工業会規格(JEM規格)に適合したHA(ホームオートメーション)端子-Aが組み込まれています。
ビーバーエアコンや他社のHA各機器との接続が可能です。