同じ広さのお部屋でも、地域や構造、向きなどによって冷暖房効果は異なります。 冷暖房面積の数値は、あくまでめやすですので、機種の選定にあたっては、冷・暖房負荷計算が必要になります。 販売店にご相談ください。
お客様が快適に感じる温度にして頂くのが一番ですが、一般的な目安として冷房で26〜28℃、暖房で20〜24℃が推奨されています。
運転の立ち上がりは消費電力が高いので、1日のうちに何度も点けたり消したりすると、電気代が高くなることもあります。
目安としては、お部屋を30分くらい離れる場合は運転を一旦止めた方がよろしいです。
その間の電気代がかかりません。
除湿と冷房は基本的には同じ仕組みで運転しています。
除湿は冷房の弱ぐらいですから、電気代に大差はないとお考えください。
【ご注意ください】
再熱除湿の場合、湿気を取って冷えた空気を再熱器で温度調節しています。
室内の温度を下げずに湿度のみを下げるので肌寒くなりにくいですが、その分弱冷房方式に比べ再熱除湿方式の方が電気代がかかります。
出典:(社)日本冷凍空調工業会「家庭用エアコン 省エネのための上手な選び方・使い方」資料より
弊社SSシリーズ(2015年モデル)の場合は冷房24℃、暖房26℃です。(機種により異なります)
換気機能付きのエアコン(*)を除き、当社のエアコンは外気を取り込む構造になっておらず、室内の空気を循環して運転しています。
湿度には絶対湿度と相対湿度があり、普段人が感じる湿度は相対湿度です。
空気は温度が上がるほど多くの水分を含ませることができるため、エアコン暖房を行って室温が上がった場合、空気中の水分量は変わらないのですが、空気中に含ませることができる水分量が増加するため、相対的に湿度が下がり、部屋が乾燥します。
ビーバーエアコンには加湿器との連動運転機能のついたシリーズがあり(*)、当社製加湿器SHKシリーズ(別売)との連動運転が可能です。快適湿度はエアコンにお任せください。
暖房能力は外気温が下がるにつれて低下するため、必要に応じて他の暖房機器と併用してお使いください。
性能の差はありますが、お使いのフィルターが空気清浄機能付きフィルターの類であれば捕集します。
空気清浄機能付きフィルターはお買上げの販売店、またはお近くのビーバーエアコン取扱店や、弊社オンラインショップでもお買い求めいただけます。
三菱重工ルームエアコン用空気清浄機能付きフィルター | |
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CFEA33 | 抗菌材付空気清浄・脱臭フィルター |
CFA11,CFA12 | バイオクリアフィルター |
CFB12,CFB31 | 備長炭フィルター |
カタログではこのように表記しています。
電子的にコンプレッサ(圧縮機)の回転数を制御する回路・方式のことです。
エアコンのパワーを小さな能力から大きな能力まで滑らかにコントロールすることにより、省エネ効果を発揮します。
機種により異なりますが、最新機種では1ワット以下です。
詳細は取扱説明書をご覧いただくか、サービスフロントセンターへお問い合わせください。
なお、最新機種は次のとおりです。
例:SWシリーズ(2018年モデル):約0.7〜0.8W
(JIS C 9612:2013適用)
JIS C
9612:2013に基づくAPFから算出された期間消費電力量は、以下の条件のもとに運転した時の試算値です。
実際には地域、気象条件、ご使用条件等により電力量が変わります。
冷房能力ランク(kW) | ~2.2 | 2.5 | 2.8 | ~3.6 | ~4.5 | 5.0 | 5.6 | 6.3 | 7.1 | 8.0 |
畳数(畳) | 6 | 8 | 10 | 12 | 14 | 16 | 18 | 20 | 23 | 26 |
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[通年エネルギー消費効率と期間消費電力量の関係]
通年エネルギー消費効率(APF)=1年間で必要な冷暖房能力の総和÷期間消費電力量
COPは省エネルギー法の目標基準値であり、JIS定格条件でエアコンを連続運転したときのエネルギー消費効率を表したもので、この値が高いほど効率が良いといえます。
COP=能力(kW)÷消費電力(kW)
冷暖房平均COP=(冷房COP+暖房COP)÷2
(JIS C 9612:2013適用)
省エネルギー法の評価基準であるAPFは2013年に発行されたJIS C
9612に基づきます。
「通年エネルギー消費効率」の事で、APFはエアコンの省エネルギー性能を効率で表したものです。
以前からカタログ等に表記されていた「COP(エネルギー消費効率)」がJIS条件の外気温、室温で一定の時の効率であるのに対し、年間の気温等の変化する諸条件を決めて算定された、一年使った時の効率の目安であるのが大きな違いです。
各メーカー間で共通の1年間に必要な冷暖房能力を、そのエアコンの期間消費電力(1年間の電気代目安)で割ったものとなっており、数字が大きいほど省エネという事になります。
通年エネルギー消費効率(APF)=1年間で必要な冷暖房能力の総和÷期間消費電力量
このマークは省エネ性能を表し、達成機種は緑色、未達成機種はオレンジ色のマークになります。
商品をお選びになる時のご参考にしてください。
「省エネ基準達成率」は、省エネ法に定められた2027年度基準、または、2029年度基準に対する達成率を示しています。
エアコンの省エネ基準は、その機能・形態・能力・仕様に応じて異なる評価基準が適用され、それぞれの目標値が定められています。これらの値が高いほど効率が良いと言えます。
冷暖房兼用かつ セパレート形 |
目標 年度 |
目標基準値(代表的な定格冷房能力における目標APF値) | ||||||||||||||
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2.2kW以下 | 2.5kW | 2.8kW | 3.6kW | 4.0kW | 4.5kW | 5.0kW | 5.6kW | 6.3kW | 7.1kW | 8.0kW | 9.0kW | 10.0kW以上 | ||||
壁掛形 | 2027 年度 |
区分Ⅰ | 区分Ⅲ | |||||||||||||
6.6 | 6.6 | 6.5 | 6.4 | 6.3 | 6.1 | 5.9 | 5.7 | 5.5 | 5.3 | |||||||
寒冷地仕様 (暖房強化型) |
区分Ⅱ | 区分Ⅳ | ||||||||||||||
6.2 | 6.2 | 6.1 | 6.0 | 5.9 | 5.7 | 5.5 | 5.3 | 5.1 | 4.9 | |||||||
壁掛型以外 | 2029 年度 |
区分Ⅴ | 区分Ⅵ | 区分Ⅶ | ||||||||||||
5.4 | 5.0 | 4.5 | ||||||||||||||
マルチタイプ | 区分Ⅷ | 区分Ⅸ | 区分Ⅹ | |||||||||||||
5.6 | 5.6 | 5.5 |
区分名(I〜X)は省エネルギー法に基づく記載。区分Ⅲ及びⅣは算定した目標基準値を記載。詳しくは資源エネルギー庁のホームページをご覧ください。https://www.enecho.meti.go.jp
<寒冷地仕様(暖房強化型)について>
積雪、低温に起因する故障を防止するように設計・製造されており、外気温-15℃以下で運転可能です。
また、JIS B 8615:2013に基づいて外気温-7℃でも定格暖房標準能力を発揮する、冬の寒さが厳しい地域での使用を想定した暖房強化型エアコンです。
エアコンの場合、JIS規格に基づいた温度条件で機器を連続して運転した場合にその機器が安定して出すことの出来る能力が「定格能力」です。
また、定格能力で運転した時の消費電力が「定格消費電力」です。
インバータタイプのエアコンの多くは定格以上の能力も一時的に出すことができますが、この定格能力が基本(100%)能力となります。
外気温が2℃(湿球温度は1℃)の時の能力です。
インバータタイプのエアコンの最小と最大の能力や消費電力を表します。
例えば能力の表示では、(最小能力〜最大能力)となっています。
2001年4月から国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律「グリーン購入法」が施行されました。
「グリーン購入」とは、製品やサービスを購入する際に、環境を考慮して、必要性をよく考え、環境への負荷ができるだけ少ないものを選んで購入することです。
弊社ルームエアコンでは、グリーン購入法の基準をクリアしている商品は
こちらのマークをつけてカタログに表記しております。
フルオロカーボン(炭素とフッ素の化合物)のことをいいます。フロンには特定フロンと代替フロンがあり、特定フロンには塩素が含まれていた為にオゾン層破壊の問題が発生し、製造が規制されました。2020年には、生産が全廃となります。代替フロンには、塩素は含まれていません。
フロンの種類 | 物質番号 | |
---|---|---|
特定フロン | CFC(クロロフルオロカーボン)(注1) | R-11,R-114,R-12,R-115,R-13,R-502 |
HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)(注2) | R-22,R-409,R-124,R-225,R-401A・B・C 等 | |
代替フロン | HFC(ハイドロフルオロカーボン) | R-407C,HFC-125,R-404A,HFC-134a,R-410A 等 |
このラベルは、フロン排出抑制法に基づく指定製品に使用されている冷媒フロンの環境影響度として用いられている地球温暖化係数(GWP)について、定められた目標への達成度を表したものです。製品を選択する時のご参考にしてください。家庭用エアコンは、出荷台数で加重平均した環境影響度として用いられている地球温暖化係数(GWP)の値が、目標年度( 2018 年度)において目標値(750)を上回らないことが、製造事業者等に義務付けられております。
電圧とコンセントのアンペアごとに表の通り分かれています。
機器により異なります。
詳しくは製品カタログをご覧ください。
例:2018年モデル
SWシリーズ 配管最大長25m、最大高低差15m
RW,TWシリーズ(22〜36クラス) 配管最大長20m、最大高低差10m
RW,TWシリーズ(40・56クラス) 配管最大長25m、最大高低差15m
いずれもお客様の安全を守るために専用の電気回路とアース工事をおすすめします。
アース工事や漏電しゃ断器については法規によって設置が義務づけられている場合があります。
(土間・洗い場・地下室など湿気の多い場所や、水気の多い場所等)
設置についてはお買い上げの販売店にご相談ください。
カタログに期間消費電力量が記載されていますので、これに1kW当たりの電気代(地域差はありますが、平均31円)を掛ければ大体の年間の電気代が計算できます。
期間消費電力量(kWh)×31円(kWh)=年間電気代の目安1時間当たりの電気代目安の計算方法は、
消費電力(kW)/h×31円(円/kWh)=1時間当たりの電気代但し、気温等によって変わるのであくまでも目安としてください。
運転の立ち上がりは消費電力が高いので、1日のうちに何度も点けたり消したりすると、電気代が高くなることもあります。
目安としては、お部屋を30分くらい離れる場合は運転を一旦止めた方がよろしいです。
その間の電気代がかかりません。
除湿と冷房は基本的には同じ仕組みで運転しています。
除湿は冷房の弱ぐらいですから、電気代に大差はないとお考えください。
【ご注意ください】
再熱除湿の場合、湿気を取って冷えた空気を再熱器で温度調節しています。
室内の温度を下げずに湿度のみを下げるので肌寒くなりにくいですが、その分弱冷房方式に比べ再熱除湿方式の方が電気代がかかります。