ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニュー フッタへ
三菱重工サーマルシステムズ

よくあるご質問 ルームエアコン「取り扱い・据え付け方法」

取り扱い方法について

エアコンを廃棄(処分)したい

平成13年4月から施行された「家電リサイクル法」により、リサイクルの義務がある製品があります。
弊社対象商品は下記のとおりです。

【家電リサイクル法対象商品】 弊社ビーバーエアコンのうち下記のタイプ

  • 壁掛形のセパレートタイプ(室外機含む)
  • 床置形のセパレートタイプ(室外機含む)
    • セパレートタイプとは室内機・室外機に分かれているもの
  • ウインドウタイプ(窓用)
  • マルチタイプの壁掛形室内機
  • マルチタイプの床置形室内機
  • マルチタイプの室外機

【対象商品のリサイクル料金】
詳しくはこちらをご覧ください。

【対象商品を廃棄する場合】
新しい商品に買い替えする場合は、購入する販売店に引取りを依頼してください。
廃棄のみの場合は、お買い上げの販売店にご相談ください。
お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。

【対象外商品を廃棄する場合】
各自治体が指定する方法で処分してください。
ただし、自治体により対応できない場合がありますので、その際はメーカーやエアコンの処分を扱っている販売店などにお客様のご負担で処分をご依頼いただく事となります。
また、処分に伴ってフロンガスの回収・破壊処理費用も発生しますので、費用の詳細は依頼先にご確認ください。
尚、ご家庭でお使いの場合でも、製品が業務用(弊社saisonエアコン等)の場合は全てこの方法になります。
家電リサイクル法については経済産業省のページをご覧ください。


冷房・暖房は何℃くらいの設定がよいですか?

お客様が快適に感じる温度にして頂くのが一番ですが、一般的な目安として冷房で26〜28℃、暖房で20〜24℃が推奨されています。


フラップやルーバーを外したいのですが、どうすればよいですか?

フラップやルーバーはお客様ご自身では外すことはできません。
また、スイングさせるための部品など壊れやすい部品がありますので、力をかけたり無理に動かしたりする事はお止めください。

■フラップ(画像はSRK-SWシリーズ)
フラップ画像

■ルーバー(画像はSRK-SWシリーズ)
ルーバー画像

尚、エアコン内部の汚れが目立ってきた場合は、本格的な洗浄のご相談をお願いいたします。
エアコン内部洗浄は高い専門知識が必要です。
お客様ご自身で実施したり、誤った洗浄剤・洗浄方法で行うと水漏れや故障などの原因になります。
最悪の場合は、火災に繋がる恐れがあります。
クリーニングのご依頼は、お買い上げの販売店にご相談ください。
お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。


長期留守にするのですが、エアコンはどのようにしておけばよいですか?

エアコンは運転を停止しても、リモコンからの受信待ちなどで若干の電力(待機電力)を消費しています。
気になる方は電源プラグをコンセントから抜くか、エアコンのブレーカを落としてはいかがでしょうか。


エアコンを車などで運搬する場合、横積みしてもさしつかえありませんか?

厳禁です。室外機は設置時のように脚を下にして運搬してください。
横積みしますと運転できなくなるか寿命が短くなりますのでご注意ください。
尚、室内機は後面(壁側)を下にして積み、クッションなどで振動や衝撃を与えない状態にして運搬してください。
また、受信部や表示ランプなど、電子部品の露出した部分に力をかけないよう、十分ご注意ください。


雪国で使用するので室外機の雪害対策を教えて欲しい

第一に、雪に埋もれないように十分な高さの架台の上や屋根の上、壁面等に取り付けてください。
第二に、室外機は後面(ファンと反対側)から空気を吸い込みますので、できる限り雪を吸い込まないように別売の防雪フードなどを取り付ける事をご検討ください。
雪が張り付いてしまいますと暖房ができなくなります。

据え付け方法について

エアコンを据え付けられるスペースが限られている

下記の様に最低限の必要スペースが決められておりますので、これを厳守してください。

室内機設置場所の注意点

  1. 風の障害がなく、部屋に冷温風が行き渡る所
  2. 室内機や壁が振動しない丈夫な所
  3. サービススペースのとれる所
  4. ドレン排水が容易にできる所
  5. テレビ・ステレオ・ラジオから1m以上離れた所
    (映像が乱れたり、雑音が生じたりすることがあります)
  6. 高周波機器、電線機器の影響を受けない所
  7. 油の飛沫の多い所はさけてください
  8. 受信部に直射日光や強い照明灯の光が当たらない所
  9. 電子瞬時点灯方式の蛍光灯(インバーター蛍光灯など)とエアコンの本体はできるだけ離してください。
    リモコンの送信距離が短くなることがあります。
  10. 室内機の下に家電製品や家財などがない所

室外機設置場所の注意点

  1. 雨や直射日光のあたりにくい風通しのよい所
  2. 室外機の質量に十分耐える場所で、運転音や振動が増大しない丈夫な場所
  3. サービススペースのとれる所
    (室外機周囲が開放された据付場所が選べず、やむを得ず吸込口および吹出口に壁などの障害物のある場所に据え付ける場合、冷・暖房能力および入力は10%程度悪化する場合があります)
  4. 吹き出した風や運転音が隣家に迷惑をかけない所

【下記のような所は避けて設置ください】

  1. 塩害地、ビル上階部などの常時強風が当たる所
  2. 油・蒸気・油煙の発生する所
  3. 燃性ガスの漏れるおそれのある所
  4. 小動物のすみかになるような所
  5. ファン吹出し風が植木等に当たる所
SWシリーズの場合の設置スペース

住宅用火災警報器設置義務に伴うエアコン設置時の注意点

火災警報器を設置済みの住宅にエアコンを設置する場合、火災警報器がエアコンの吹出し口から1.5m以上離れているか確認のうえ取り付けてください。


エアコンのプラグとコンセントが合わない

エアコンは大きな電力を使用するため電流の多さに応じてプラグの形状が違い、使えるコンセントがはっきり判るようになっています。
普通のプラグと形の違うエアコンはコンセントの許容電流とブレーカのアンペアの確認が必要です。
なお、20年以上前の機器には電流が大きくても普通の形のプラグが付いている場合がありますのでご注意ください。


アースや漏電ブレーカの取付けは必要ですか?

いずれもお客様の安全を守るために専用の電気回路とアース工事をおすすめします。
アース工事や漏電しゃ断器については法規によって設置が義務づけられている場合があります。
(土間・洗い場・地下室など湿気の多い場所や、水気の多い場所等)
設置についてはお買い上げの販売店にご相談ください。


室内機と室外機をつなぐ配管の長さや高さはどれくらいまでできますか?

機器により異なります。
詳しくは製品カタログをご覧ください。

例:2018年モデル
SWシリーズ 配管最大長25m、最大高低差15m
RW,TWシリーズ(22〜36クラス) 配管最大長20m、最大高低差10m
RW,TWシリーズ(40・56クラス) 配管最大長25m、最大高低差15m


エアコンは専用回路を取るようにと言われていますが、専用回路とは何ですか?
また、専用回路でなければならない理由は?

専用回路とは1台の機器(エアコンなど)の為に、ひとつのブレーカからひとつのコンセントだけを設けて引かれた電源(コンセント)の事です。
専用回路は義務ではありませんが、エアコンは比較的大きな電力を消費する機器ですので、専用回路になっていない場合、頻繁にその回路につながっている機器(器具)の電源が切れてしまう可能性があります。
メーカーとしてもエアコンは専用回路にされる事をお勧めします。

移設について

移設時の注意点はありますか?

移設時はフロンガスの放出を避ける為、必ずお買い上げの販売店にご相談ください。
お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。


移設する際に配管を再利用できますか?

基本的に既設配管の再利用は可能です。
ただし、洗浄が必要な場合もありますので、お買い上げの販売店にご相談ください。
お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。


引越し時の注意点はありますか?

取り外しに関して

  1. 必ず業者や電器店など、技術を持った方に依頼してください。
    ご自身で行いますと感電、凍傷など思わぬけがや事故になる可能性があります。
    また、破損などで機器が正常に動かなくなる事もあります。
  2. 取扱説明書、保証書、リモコンの紛失、破損などにご注意ください。
  3. エアコンの耐用年数は10年が目安です。再使用されるかを十分ご検討ください。
  4. 室外機の操作弁、室内機の配管内に空気が入らないようフレア部には必ずキャップをする必要があります。
  5. 地球環境保護のため、「ポンプダウン」にて必ず室内機と配管内の冷媒を回収する様、作業の方にご依頼ください。
  • ポンプダウンとは移設等のためエアコンの配管を外す時、室内機にある冷媒を室外機内に回収する作業です。

運搬に関して

  1. 機器の中には水が残っている場合がありますので、水漏れにご注意ください。
  2. 室内機にはリモコンの受信部など、壊れやすい部分があります。
    またマイコンなど精密部品が使われていますので、振動・衝撃などは厳禁です。
    輸送する際はクッションになる物の上に背面(壁側の面)を下にして置き、運搬してください。
    (運び出す時などは向きを変えて結構です)
  3. 室外機は必ず設置している時の様に立てたまま運搬してください。
    また、運搬中に転倒しない様に十分ご注意ください。
    横積みしますと、心臓部であるコンプレッサが内部で損傷を起こし、機器の寿命が縮まったり運転できなくなる可能性があります。

再取り付けに関して

  1. 据え付けはお買上げの販売店または専門業者に依頼してください。
    ご自分で据付け工事をされ不備があると水漏れや感電、火災の原因になります。
  2. 使用されるコンセントの電圧には十分ご注意ください。
  3. 室外機の設置場所は風通しの良い、機器前後に十分なスペースの取れる場所を選定ください。

移設は長い間にたまった汚れを徹底的に洗浄する良い機会です。
事前にお買い上げの販売店に本格的な洗浄のご相談をされる事をお勧めします。
お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。


西日本から東日本へ引越すのですが、今使っているエアコンをそのまま使えますか?

お使いになれます。ビーバーエアコンは基本的に一般的な家庭用電源であれば、そのままお使いいただけます。
なお、引越し先の電源については以下の点にご注意ください。

  • エアコン用の電源がエアコンに合っているか。(100Vか、200Vか)
  • ブレーカのアンペアは足りるか。(家全体とエアコン用の両方をご確認ください)
  • エアコンの電源プラグの形状と専用コンセントの形状は合っているか。

詳しくは取り付けの業者様などにご相談ください。


エアコンは移設すると保証がきかなくなると聞いたのですが本当ですか?

移設後に発生した故障が移設工事に起因すると判断される場合は、メーカー保証期間内であっても保証対象外とさせていただきます。

お手入れについて

シーズン前のお手入れと確認方法について

安全にエアコンをお使いいただくために、シーズン前にお手入れと運転確認をお願いします。

1.電源プラグの確認
電源プラグにホコリが付着していたり、変色していたりしませんか?コンセントにきちんと差し込まれているか確認しましょう。
2.リモコンの確認
電池切れやリモコン発信部が汚れていないか確認しましょう。
 
3.フィルターの確認
フィルターが汚れていると、エアコンの効きが悪くなったり、余計な電気代がかかってしまいます。運転前にキレイにしましょう。
4.室外機の上や前に物を置かない
室外機の上や正面に物を置いたり、排水ホースのまわりが汚れていると、騒音や故障の 原因となります。
5.冷風の確認
冷房設定温度を18℃で10分程度運転し、冷えることを確認してください。
 
6.正常運転の確認
さらに30分ほど運転し、室内機から水漏れ・異音・異臭がないか、室外機から異音・異臭がないか確認してください。

異常に気付いたらご使用を中止の上、お買い上げの販売店にご相談ください。
お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。


市販の洗浄剤でクリーニングしてもよいですか?

エアコン内部洗浄は高い専門知識が必要です。
お客様ご自身で実施したり、誤った洗浄剤・洗浄方法で行うと水漏れや故障などの原因になります。
最悪の場合は、火災に繋がる恐れがあります。
クリーニングのご依頼は、お買い上げの販売店にご相談ください。
お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。


エアコンから、かびのにおいがする

主に2種類のケースが考えられます。

  • ドレンホースが下水溝などにつながっている為に、そこから臭いが入ってきている場合
    この場合はドレンホースを下水から外すことで解決できます。
  • エアコン内部にカビなどが発生してしまった場合 等
    本格的なエアコンクリーニングが必要です。
    エアコン内部洗浄は高い専門知識が必要です。
    お客様ご自身で実施したり、誤った洗浄剤・洗浄方法で行うと水漏れや故障などの原因になります。
    最悪の場合は、火災に繋がる恐れがあります。
    クリーニングのご依頼は、お買い上げの販売店にご相談ください。
    お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。

室内機にかびが付くのを防ぐ方法を教えて欲しい

エアコンは冷房運転や除湿(ドライ)運転をすると、室内の湿気を取りパイプを通して排水します。
しかし、古い機種によっては、運転を停止した後排水しきれなかった水が室内機の中に多少残ってしまうことがあります。
(平成17年モデル以降の弊社壁掛け型機器を除く)
室内機内部のカビの増殖は、室内機の中が湿ったり水が残ったりしたまま長い時間停止するなどして、内部の温度が上がる事で進行します。
従って、カビの発生・増殖を抑えるには、冷房運転や除湿(ドライ)運転の後に送風運転などをして内部を乾かすことが有効です。(但し、完全ではありません)
乾くのに必要な時間は機械内部の状況や室温、湿度などにより様々ですが、2時間程度が目安です。


エアコンの点検やお手入れ方法で特に注意することは?(除くフィルター自動清掃機能付き)

一般的にお客様ご自身に行っていただける点検、お手入れは下記2点です。

  1. エアフィルター
    2週間に1回程度点検し、ほこり等で目詰まりしないように、掃除機でほこりを吸い取るか、水やぬるま湯、中性の台所用洗剤で洗浄してください。
  2. 交換用空気清浄フィルター
    取扱説明書の交換時期に基づいて交換してください。
    目詰まりしたフィルターはエアコンの能力低下又は故障につながります。

フィルター自動清掃機能付きのお手入れについて

ダストボックスのお手入れのしかた

フィルター自動清掃機能の付いたエアコンの場合、ダストボックスに溜まったホコリを年に1回(注1)捨ててください。

  1. ストッパーを内側へスライドさせます。
  2. ダストボックスを手前へ静かに引き出します。
  3. ダストボックス内のホコリを捨てます。
    汚れている場合、掃除機で掃除してください。(注2)
  4. ダストボックスを元に戻します。
    ストッパーを「カチッ」と音がするまでスライドします。
  • 1お部屋の環境によりお手入れの頻度は異なります。
  • 2ダストボックスの汚れがひどい場合は、水洗いしてください。 (ダストボックス内ブラシごと水洗いできます。ダストボックス内ブラシ、クシは取り外さないでください)
    水洗いをした後は、水気をよくふきとり、日陰で乾かしてください。 (ぬれたままエアコン本体に取り付けないでください)

エアフィルターの外し方

ホコリや油汚れが多い環境等でご使用になる時は、エアフィルターを取り外して水洗いすることをおすすめします。

  1. 吸込パネルを水平になるまで引き上げて、
    手前に引いて外します。
  2. ダストボックスを外した後で、エアフィルターを
    両手で外し、清掃します。(注1)
  3. 清掃したエアフィルターを元に戻します。
    フィルター挿入口を間違えないようご注意ください。
     
  4. エアフィルターの両側の切り欠き部を
    ストッパー(黄色)に合わせます。
  5. ダストボックスを元に戻して、
    吸い込みパネル(前面パネル)を戻します。

【お知らせ】
●吸込パネルを閉じたときは、1〜3分間エアフィルターの位置を自動調整します。
〔フィルター清掃ランプ(緑)が点灯します〕
●ストッパーがかかっていないと、フィルター清掃運転で正常にホコリが取れなかったり、異音が発生する場合があります。
●ホコリのたまりかたは環境により異なります。シーズン毎のお手入れをおすすめします。

リモコン・フィルター

リモコンをなくしたのですが、手動(本体)で操作できますか?

ほとんどの弊社機器にはエアコン本体に手動運転スイッチが付いています。
機種により位置は異なりますので取扱説明書、または機器本体でご確認ください。
(壁掛け型の場合、多くは室内機向かって右寄り付近、または吸い込みグリルを開けた中にあります)
ただし、温度などの設定はできず、機種により自動運転、または連続運転になります。


リモコンだけ購入できますか?

商品お買い上げのお店、またはお近くのビーバーエアコン取扱店や、弊社オンラインショップにてご注文・お取り寄せができます。
ご依頼の際には、取扱説明書やエアコン本体に記載の「本体機種名」をご確認ください。
一部古いタイプのリモコンについてはオンラインショップにお問い合わせください。


リモコン操作でピッ音がしない(エアコンの方を向けて送信した場合)

リモコンの故障もしくは受信部の故障が考えられますので、次の『リモコン点検方法』をご覧ください。

上記の点検を行い、リモコンが正常な場合は本体の故障が考えられます。
運転を停止し、電源プラグを抜いてからお買い上げの販売店にご相談ください。
お買い上げの販売店にご相談できない場合は、サービスフロントセンターへご相談ください。


リモコンの液晶表示が薄くなった

一度電池を新品に交換してください(2本同時に交換)。
交換しても直らなかった場合はリモコンの故障が考えられますが、送信ができている場合は、そのままお使いになることは可能です。
リモコンは、お買上げの販売店か弊社オンラインショップでもお買い求めいただけます。


フィルターをお手入れしてもフィルターランプが消えない

以下2点が考えられます。
・フィルター等の取り付けが正しくできていないことが考えられます。下記お手入れの動画をご確認いただき、再度取り付けをお願いします。

・「フィルター」ランプは一定の運転時間ごとに点滅します。(汚れを検知しているわけではありません。)
ランプを消す方法はお使いの機器によるため、詳しくは取扱説明書をご覧ください。

お問い合わせ・サポート