ページの先頭です。 ページの本文へ メインメニュー フッタへ
三菱重工サーマルシステムズ
R32冷媒採用 ビル用マルチエアコン「ハイパーマルチ LXZ」

R32冷媒採用ビル用マルチエアコン
指定製品化について

R32冷媒採用ビル用マルチエアコンの製品詳細は下記をご覧ください

ビル用マルチエアコン 「ハイパーマルチLXZ」

カーボンニュートラルに向け冷媒への規制が強化

2021年以降、「低GWP冷媒の採用」が製造事業者に課され
2025年度より「ビル用マルチエアコン(新設用)」もその対象に

フロン類は1980年代から2000年にかけてオゾン層破壊問題によりCFCやHCFC冷媒が全廃され、1997年「京都議定書採択」により「フロン回収・破壊法」などの地球温暖化防止への法律が施行。2016年の「キガリ改正」により、今後30年間で代替フロン(HFC)の使用を85%以上削減することが決定され、さらに2019年に「改正オゾン層保護法」施行と「フロン排出抑制法」が改正され、地球温暖化防止に向けた規制が強化されました。

2021年の臨時国会において「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現をめざす」ことが宣言され、カーボンニュートラルに向け、冷媒に対する規制がさらに強化されました。

「改正オゾン層保護法」ではキガリ改正に基づき、HFC冷媒の生産量・消費量の削減を履行するため、R410Aなどの代替フロンの製造及び輸入を段階的に削減しています。このことから冷凍空調機器もカーボンニュートラルに向けて代替フロンの段階的な削減が必要となります。

また「フロン排出抑制法」では製造事業者に対して低GWP冷媒(注)を採用する指定製品化を規定。家庭用や店舗用パッケージエアコンに加えて、ビル用マルチエアコンも指定製品化され、2025年度より規制が開始されます。

(注)GWPとは・・「地球温暖化係数」の略称。地球温暖化に影響する温室効果ガスの性質をあらわす単語。「そのガスが二酸化炭素の何倍の温室効果があるのか」を表す係数です。

※ビル用マルチエアコン(新設用冷暖切替機)

R32冷媒はGWPの低減に大きな効果がありますが、
「微燃性」のため、万が一の燃焼防止策が必須となります

R32冷媒安全対策ガイドライン

一般社団法人 日本冷凍空調工業会によってガイドラインが設定されました。
詳細は日本冷凍空調工業会のガイドブックをご覧ください。

微燃性(A2L)冷媒を使用したビル用マルチエアコンを安全にご使用いただくために

安全対策の要・不要の判定方法

【参考例】室内ユニット安全対策の要否判定フローチャート

燃焼防止対策の概要

●漏えい高さの求め方

床面から「冷媒漏えい想定箇所(①室内ユニット吹出口または吸込口の下端、②冷媒配管のフレア継手箇所)」までの高さ

・「冷媒漏えい想定箇所」は、室内ユニットの設置高さもしくは、配管接合部(ろう付またはねじ接手は除く)の内、最も低い高さ。

・かくはん機能を有している床置形室内ユニットの設置高さは、室内ユニット空気吹出口の上端までの高さにかくはん高さを反映した値。

●遮断装置等の安全対策を行う

最大濃度がLFLの1/4を超える場合、各々の部屋に下記の安全対策が必要となります。

検知器・警報装置どちらの設置も必要
+
換気装置or安全遮断弁いずれかの設置が必要

R32冷媒採用ビル用マルチエアコン「ハイパーマルチ LXZ」の安全対策については下記のページをご覧ください。

R32冷媒の安全対策

詳細は「お問い合わせ・サポート」よりお問い合わせください。

業務用空調機のお問い合わせについて

お問い合わせ・サポート

ご購入について

アフターサービス・サポート

取扱説明書・資料関連

シリーズ⼀覧へ戻る

法人のお客様