空気冷媒(N2)大容量型 ブライン冷凍機 REVORIA(レボリア)
冷凍機内システムフロー図
外形寸法図
業界トップクラス(注)のコンパクト化を実現!
(10トン低床トラックにて輸送可能)
標準仕様
冷凍機型式 |
N80-LTS-C |
N110-LTS-C |
冷却方式 |
間接ブライン方式(注) |
使用冷媒 |
窒素 |
使用温度範囲[℃](ブライン)
|
-45〜-70 |
-65〜-100 |
冷凍能力[kW](at℃) |
31.5(-70℃) |
23.3(-100℃) |
入力電源 |
主電源 |
3φ AC380〜440V 50/60Hz 160kVA
|
制御電源 |
3φ AC200〜220V 50/60Hz 50kVA
|
電動機動力[kW] |
100 |
駆動方式 |
インバータ |
排熱回収熱交換器 |
コルゲートフィン |
水冷熱交換器 |
チューブフィン |
ブラインクーラー |
コルゲートフィン |
質量[kg] |
9,000 |
オプション |
ユニット外板、屋外対応、熱交換器特殊対応、高調波対策、耐塩害塗装、寒冷地対応
|
特長
1. 地球環境の保全
-
大容量型N2(窒素)冷媒冷凍機は、自然冷媒である空気冷媒 N2(窒素)を採用。
-
N2(窒素)冷媒はオゾン層破壊係数(ODP)、地球温暖化係数(GWP)“0(ゼロ)”で地球環境にやさしい冷媒です。
冷媒の種類 |
超低温フロン冷凍機で採用されている冷媒
|
自然冷媒 (空気)
|
HCFC冷媒 |
HFC冷媒 |
R22 |
高元 |
低元 |
高元 |
低元 |
R404A |
R23 |
R407H |
R32(注3) |
N2 |
ODP(注1) オゾン層破壊係数
|
0.05 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
GWP(注2) 地球温暖化係数
|
1,810 |
3,920 |
14,800 |
1,495 |
675 |
0 |
高圧ガス保安法 |
適用 |
適用外 (注4)
|
-
1ODP:CFC冷媒(R11)のオゾン層破壊の影響を1とした時の係数。
-
2GWP:炭酸ガスの地球温暖化への影響を1とした時の係数。IPCC第4次報告書(2007)に基づく
-
3R32冷媒は微燃性の為、「冷媒漏洩検知警報装置」、「機械式換気装置」の設置が必要。
-
4フロン冷媒を使用していない為、フロン排出抑制法の義務点検も不要。
2. 特許技術による業界トップの超低温
-
空気冷媒サイクルにより、ブライン温度は-45℃〜-100℃。超低温領域の幅広い温度帯に対応可能。
3. 製品の安全性、保守の容易性
-
大容量型空気冷媒冷凍機で使用されているN2(窒素)は空気中の78%を占めるため、地球にも人にも安全な冷媒で、安心してご利用頂けます。
- “高圧ガス保安法適用外”のため、保守・運用が容易です。
-
フロン冷媒を使用していない為、フロン排出抑制法の義務点検も不要です。
4. 低ランニングコスト
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空気が膨張冷却する際のエネルギーを回収し動力利用するので、動力削減が可能。
-
インバータとの組み合わせにより、液体窒素利用や多段冷凍機以上の省エネ化
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磁気軸受(注)の採用により、潤滑油が不要(オイルレス)、且つ軸受寿命は半永久的
- 磁気軸受は磁気浮遊による非接触支持の為、磨耗が無い
5. 安定運転が可能
- インバータ制御することで、負荷変動に追従し、安定運転が可能
6.特殊タービンを採用
用途・適応分野
-
医療・医薬分野
薬品製造、抗生物質生産、血液・菌株・精液・臓器保存、凍結乾燥、反応熱除去
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ケミカル・ファインケミカル分野
プロセスガス冷却、半導体ガス深冷液化、特殊ガス液化・精製、触媒の低温貯蔵、電子材料プロセス冷却
-
新素材分野
サブゼロ処理、材料の物性研究
-
宇宙・航空分野
宇宙機器・部品用試験装置、スペースチャンバー、航空機部品用試験装置
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廃棄物処理分野
リサイクル、廃棄物の破砕
-
LN2(液体窒素)利用の代替
既存の液体窒素を使用している各種設備の代替熱源
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