熱に関するお客様の相談ごとをお伺いし、CO2排出量削減やランニングコスト削減、作業空調環境改善などの課題に対して、当社が今まで培ってきた技術力・解決力、また、三菱重工グループの総合力を活かして適切なご提案を行います。
某食品工場では、嫌気処理後における約38℃の排水を河川放流する一方、ボイラでお湯を製造していました。
そこで、当社のエコウォーム(排熱回収ヒートポンプシステム)2台によって、排温水を熱源水として約60℃のお湯を製造し、間接熱交換器を介して20℃の給水を約60℃に昇温する、ボイラ給水予熱省エネシステムを提案しました。
島原市の温泉給湯所では、低温の温泉をボイラを利用して温めていましたが、化石燃料の高騰や二酸化炭素排出抑制への対処の観点から、省エネ化や代替エネルギー等への早急な移行が望まれていました。
そこで島原市は島原市温泉給湯所における温度差エネルギー高度複合システム実証事業に参画し、当社のエコウォーム(排熱回収ヒートポンプシステム)を利用して、民間企業の宝酒造様で排出されていたアルコール蒸留後の低温排温水から熱を回収し、一方でヒートポンプから得られる高温の熱で温泉を加温することにより、ボイラ廃止による省エネ、省二酸化炭素、ランニングコスト低減に成功しました。
既設の吸収式冷温水機を撤去し、高効率の空気熱源ヒートポンプに置き換えし、省エネルギーを実現。結果、二酸化炭素排出量の削減も実現しました。
空調の最適化を図り、工場内や作業場の暑さ、寒さ、湿気の滞留を解決し作業に快適な室温を実現。
カビ発生や蒸気むれも防ぎます。
導入する製品(各種認証機器、ヒートポンプ機器等)によって、経済産業省や環境省の補助金が利用できる場合があります。
当社営業担当者が適切な補助金をご紹介します。ご相談ください。