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三菱重工サーマルシステムズ

4.高圧冷媒使用での留意事項

HFC-134a(*)は、オゾン層破壊係数(ODP)がゼロの冷媒ですが、この冷媒を使用する50法定冷凍トン以上のターボ冷凍機を運転するお客さま(事業者)は、運転管理を高圧ガス保安法に従って行う必要があります。

◆必要な検査・点検項目

  • 各コースで行う検査・点検項目を示します。
検査
点検
事項
No. 項      目 第1種製造者
(許可設備)
第2種製造者
(認可設備)
各コースで行う項目 適用される法等の条・項
および 注記(**)
非ユニット型 ユニット型 指定設備



A 定期自主検査(1年に1回) (法)第35条の2、(KHKS)1850-4(2011)
B 保安検査(3年に1回) (法)第35条、(KHKS)0850-4(2011)







(1)
|
(10)
1 安全弁(作動検査) 15年間サポートコース
安心サポートコース
サポートコース

(KHKS)0850-4(2011)、
(KHKS)1850-4(2011)


  • 1適用項目を●で示します
  • 2標準仕様の三菱重工ターボ冷凍機に適用される検査・点検項目を示します
  • 34~10の目視確認は1年に1回以上行うものとします
  • 4詳細は取扱説明書に記載しています
2 圧力計(精度検査)
3 安全装置(作動検査)
4 バルブ等の操作に係る事項(標示板、表示、照明等)に異常のないことを目視確認 15年間サポートコース

安心サポートコース
5 冷媒設備の耐圧性能の確認として外部に割れ、傷、腐食等の異常がないことを目視確認
6 冷媒設備の気密性能が保たれていることを、運転状態の圧力において各部に漏れのないことをガス検知器等で確認
7 冷媒ガスが漏洩するおそれのある部分について防振、衝撃防護、防食措置が適切であることを目視確認
8 警戒標の取付、記載事項で不鮮明な文字、破損、異常のないことを目視確認 15年間サポートコース
安心サポートコース
お客さまと一緒に確認します。
9 漏洩ガスが滞留しないように通風装置を設置している場合は、作動確認する。引火性又は発火性の物がたい積していないことを目視確認
10 火気の付近にないことを目視確認

・(*):HFC-134aは無臭(濃度の濃い場合は若干芳香を発す)毒性は炭酸ガス程度でほとんど無く、燃焼爆発の危険性のない冷媒です。ただし、多量に存在する所では、めまい、頭痛などをおこすことがあるので、換気に十分注意してください。詳細は取扱説明書に記載しています。

・(**):(法)=高圧ガス保安法、(KHKS)=高圧ガス保安協会(冷凍保安規則関係)と省略記載しています。

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