冷媒封入量を約52%削減(現行比)。環境に配慮し少冷媒化を実施。
追加冷媒チャージは30mまで不要
冷媒配管長の下限条件を撤廃。様々な現場に対応。
短配管施工時の冷媒量調整が不要に。施工時間の短縮を実現。
従来より細い外径5.0mmの銅管を採用。熱交換器の高さ・長さは その ままで 、銅 管 本 数・フィン枚数を増やすことで熱交換器のスリム化と、熱交換性能の向上を両立させました。
送風モーターに高性能直流モーターと新設計大口径ファンを採用。高効率と静音性を同時に実現。
馬力 | 4HP | 5HP | 6HP |
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APF(2015) | 6.4 | 6.0 | 5.8 |
APF(2006) | 6.0 | 5.7 | 5.5 |
騒音(パワーレベル) | 70 | 70 | 72 |
VP112~160形
新設計大口径ファン
ハンドルを室内ユニットの4隅近傍に設置。また、フロントおよびサイドパネルには階段昇降の搬入時を考慮し、上下に2個ハンドルを設置。
1.5~6馬力(VP40~VP160)の冷・暖房使用温度範囲を8・10馬力と同等まで拡大。これによりハイパーインバータ、エクシードハイパーの全機種に渡り、使用温度範囲が統一されました。
高い設置自由度を実現
ユニットの底板に溶融メッキ鋼板を使用
溶融亜鉛(Zn)を主にアルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)からなる溶融メッキ鋼板です。端面部が空気中に暴露された場合でも、メッキ層から溶け出したAl, Mgを含む緻密な亜鉛系保護皮膜が、端面部を覆うため耐食性に優れます。
「高効率性向上」への技術と工夫
送風モーターに高性能直流モーターを採用し、高効率化を実現。
冷媒分配性能を改善して熱交換効率を向上。
リアカバーのみ着脱可能
手間なくサクサクと作業が進みます
・リアパネルの分割面を変更
配管施工時に背面のねじ取付・取外しが不要になりました。後ろ抜き配管設置後、リアカバーを側面から差し込み取付が可能です。
雨避けカバーを装備
制御基板に雨水が掛かりにくくなるよう、透明のサービスカバーを用意。試運転やサービス時の急な天候変化にも対応できます。
インバータ基板に片開き扉構造を採用
制御基板の後ろ面に配されたインバーター基板のサービス性を高めるため片開き構造を採用して、簡易かつスピーディーな基板交換を可能にしました。
既設冷媒管や配線をそのまま使用可能
天井・壁内の冷媒配管、配線の撤去工事や補修工事が不要です。
冷媒管や配線の新規購入費、既設廃棄処分費も不要です。
配管・配線の新設施工による天井補修等が不要で見栄えの問題も生じません。
既設機が室内室外別電源取り機の場合や、室内電源取り機(単相機)の場合でも簡単な改修で既設配線の流用が可能です。