自然環境再現
自然環境再現技術は、お客様の製品が過酷な環境条件下でも高い性能を維持するために不可欠なものです。
温度、湿度、風速など、実際の使用環境に即した様々な条件を再現し、製品の耐久性や信頼性の評価が可能です。
この技術により、お客様のスピーディーな製品開発と品質向上に向けた改善をサポートすることができます。
外気温再現
外気温再現技術は、人工的に外気温(大気の温度)を高精度に再現・制御し、製品や部品、システムが様々な温度環境下でどのように動作・変化するのかを検証するために用いられます。
高低温、極低温、無風低温、恒温恒湿、実走行環境、高温・耐熱、過渡状態、輻射熱などの試験が可能です。
自動車関係分野
評価項目:
エンジン始動、車室内快適性、エアコン性能、
熱マネジメント(バッテリー性能)、排ガス
試験対象:
車載バッテリー、エアコン、BEVシステム、内外装品、モーター、制御装置、フロントガラス
その他分野
- 建築資材、住宅関連の性能試験、結露・耐候性試験
- 電子機器の耐環境・耐久性試験
- 気候変動シミュレーションの研究活用
- 材料・部品・人体等の温度ストレス試験
湿度再現
湿度再現技術は、湿度を調整・再現し、製品や素材が湿気によってどのような影響を受けるのかを検証・評価する技術です。低温高湿、高温高湿、湿潤、恒温恒湿、温湿度変化などの試験が可能です。
自動車関係分野
評価項目:
視界確保機能、電子制御系の耐湿性能、
カビ・臭いの抑制
試験対象:
ウィンドガラス、センサー、制御ユニット(ECU)、エアコン、内装素材
その他分野
- 建築資材の耐湿、劣化試験
- 住宅設備の換気、除湿設備の湿度制御性能試験
- 電子機器・電気製品の高湿環境下での動作確認、絶縁性能試験
- 医薬・化粧品分野の吸湿性評価、分離・劣化試験
- 材料開発・研究分野の吸湿性・放湿性試験、劣化・腐食試験
気圧再現
気圧再現技術は、標高の高い山岳地帯、航空機内、宇宙、深海などの特殊環境を模擬し、製品や材料の動作確認、安全性評価、耐久性テストなどに広く利用されます。
減圧、加圧、耐圧、複合試験などの対応が可能です。
自動車関係分野
評価項目:
エンジン性能、バッテリー
試験対象:
エンジン、バッテリーパック
その他分野
- 航空機内機器の動作確認
- 宇宙機器の真空試験、気密性評価
- 電子機器・産業機器分野の低圧動作確認、絶縁破壊試験
- 製薬の減菌・減圧乾燥
- 人体への低気圧影響研究
風再現
風再現技術は、自然風・走行風・突風・風圧などを模擬し、製品や構造物の性能・安全性・快適性などを検証する技術です。車両周囲・床下気流、実走行近似などの試験が可能です。
自動車関係分野
評価項目:
車風速試験、冷却性能、走行安定性
試験対象:
エンジン、バッテリー、ラジエーター
その他分野
- 都市環境分野でのビル風・突風評価
- 構造物の耐風設計評価
- 換気・通風シミュレーション
- アウトドア用品(材料)の耐風性評価
雪再現
雪再現技術は、降雪・積雪・霜・氷の発生環境を再現し、製品や構造物の安全性や機能性を検証・評価するために使われます。降雪、着雪、着氷、粉雪、雪片、吹雪、シャーベット雪・巻上雪などの試験再現が可能です。
自動車関係分野
評価項目:
センサー類の検知確認、除雪・デアイシング性能、電動車の雪中性能、雪道走行シミュレーション
試験対象:
自動運転用カメラ、LiDAR、AD・ADASセンサー、ワイパー、ガラスヒーター、バッテリー、モーター、ブレーキ、タイヤ、ABS、トラクションコントロール
その他分野
- 屋根・カーポートの積雪強度評価
- 融雪設備の性能確認
- 素材の防雪コーティング評価
- 信号・看板・道路標識の視認性評価
- スキー場、テーマパーク、体験施設
雨再現
雨再現技術は、雨の降り方や水の動きを制御・再現し、製品や構造物が雨水・豪雨・飛沫などにどう対応できるのかを検証・評価する技術です。降雨・防水・耐水試験、雨滴、降雨分布、落下速度などの試験が可能です。
自動車関係分野
評価項目:
車体の防水性能、センサー・カメラの動作確認、視界確保能力、寒冷地雨対策
試験対象:
ドア、トランク、窓、ヘッドライト、自動運転センサー、ワイパー、コーティング
その他分野
- 建築・住宅分野の漏水・耐雨試験
- ドアホン、セキュリティカメラ、照明などの実使用模擬
- 自然環境変動対策のシミュレーション試験
霧再現
霧再現技術は、霧・もや・水蒸気などの微粒子状の水分環境を再現し、製品やシステムの視界・安全性・腐食・湿度影響などを検証・評価するために用いられます。降霧、塩害、腐食促進などの試験が可能です。
自動車関係分野
評価項目:
センサー・カメラの霧透過性、ランプ・ライト・カメラの視認性、除湿機能、腐食促進
試験対象:
自動運転用センサー、カメラ、ヘッドライト、ヒーター、エアコン、ボディ、部品
その他分野
- レンズ、フィルター、ディスプレイのコーティング性能評価
- 精密機器の絶縁・導電性能評価
- 道路照明・標識・反射材の効果確認
- テーマパーク、VR体験
日射再現
日射再現技術は、太陽光(自然光)を模擬し、製品や素材が日射にさらされたときの温度上昇、劣化、変形、性能変化などを再現・評価するための技術です。紫外線・可視光・赤外線といった光の波長成分や照度、照射角度などを制御して、現実の太陽環境に近い条件を室内で再現できます。
自動車関係分野
評価項目:
車内温度上昇対策、内装・外装の耐候性、輻射熱、遮熱性
試験対象:
エアコン、ダッシュボード、シート、塗装、樹脂部品、EVバッテリ―、ガラス類
その他分野
- 建築・建材の遮熱・断熱性能確認
- 太陽熱による変形・膨張評価
- ソーラーパネルなどの屋外機器の耐熱性確認
- 塗料・樹脂の耐候性試験
- 室内植物の育成
無響再現
無響再現技術は、音の反射や残響を極限まで抑えた状態(=無響状態)を再現する技術で、外部の騒音・反射の影響を取り除き、純粋な音の発生・伝播・聴取を評価する目的で広く使用されます。無響室、半無響室の再現が可能です。
自動車関係分野
評価項目:
車室内音響、電動車(EV)の擬似走行音開発、HMI音の開発
試験対象:
エンジン音、モーター音、吸排気音、車室内音、装備品の作動音
その他分野
- 家電製品の音響評価
- オーディオ機器の評価
- バーチャルリアリティ(VR)・拡張現実(AR)
お客様のご要望に合わせて、各種再現を組み合わせて最適なご提案をいたします。
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