圧縮機に集中巻きコンプレッサを搭載しベクトル制御を採用。マルチポート化により冷媒圧力の最適制御を可能にして高効率化を推し進めました。
シングル8馬力から最大3台組合せで54馬力までをシリーズ化。小型店舗から大型ビル空調まで対応致します。
全機種、冷媒配管総長1000m化を実現して業界トップクラスの施工性を実現。 極めて高い空調システム構築を可能にしました。
全ラインアップに亘り業界最高水準の冷暖平均COPを達成。高効率と高機能を同時に実現いたします。
| 馬力 | COP |
|---|---|
| 8 | 3.97 |
| 10 | 3.32 |
| 12 | 3.46 |
| 14 | 3.69 |
| 16 | 3.43 |
| 18 | 3.06 |
| 20 | 3.32 |
| 22 | 3.39 |
| 24 | 3.46 |
| 26 | 3.57 |
| 28 | 3.64 |
| 30 | 3.55 |
| 32 | 3.43 |
| 34 | 3.23 |
| 36 | 3.06 |
| 38 | 3.49 |
| 40 | 3.56 |
| 42 | 3.62 |
| 44 | 3.55 |
| 46 | 3.48 |
| 48 | 3.44 |
| 50 | 3.28 |
| 52 | 3.15 |
| 54 | 3.03 |
冷暖混在運転時のエネルギー効率大幅改善
当社独自の高低圧圧力制御を融合。広範囲な温度条件において安定した冷暖同時運転が可能。また、冷暖房負荷のアンバランス量に見合った熱量を室外ユニットで自動補正する、負荷バランス補正回路を新搭載。冷暖切換機と比較し、冷暖混在運転時のエネルギー効率を飛躍的に向上させております。
排熱回収で省エネルギー運転
冷媒系統内で効率の良い排熱回収を実現。冷房運転時に発生した熱を暖房運転時の熱源として利用するため、すぐれた省エネ効果を発揮。とくに、冷房負荷と暖房負荷が同じ時には、冷暖切換方式に比べて約40%もの消費電力が節約できます。
デマンド機能強化
5段階の電力抑制制御も可能です。(100-80-60-40-0%)
配管総延長1,000m 室内ユニット間高低差18m
媒配管は新開発のLXR分流コントローラを用意。分岐管セットの自在な組合せで、フロアや部屋のレイアウトプランに合わせた、フレキシブルな対応が可能です。LXR分流コントローラはドレン工事の必要がなく、室内ユニット間の信号配線も2線方式の採用により、省工事性を発揮します。
運転時間の平準化で信頼性の向上。
万一の圧縮機故障時も残りの圧縮機で応急バックアップ運転が行えます。
冷暖フリーマルチLXR4概要図