トイレや給湯室などの強制排気に対応する給気分を空調処理します。
また、給気処理ユニットは外気導入されたフレッシュエアの空調処理を行い、室内温度への影響を少なくします。
天井裏に設置するダクトタイプのため省スペース化を実現しました。
EA(排気):換気扇等での強制排気
OA(外気取入):室内の換気に必要なフレッシュエアを戸外から取り入れます。
SA(給気):給気処理ユニットで空調処理されたフレッシュエアを室内へ。
排気見合いで同量の外気を取り入れないと、室内が負圧になるため階段やドアからの外気を吸ってしまいます。
(給気処理ユニットを使用するとEAとOAがバランスするため)
廊下やトイレなども快適に空調するために給気処理ユニットをおすすめします。
●混在時の全室内機接続容量は50〜100%以下、かつ給気処理ユニットの容量は、室外機容量の30%以下としてください。
制限を守らないと他の空調機の能力低下を招きます。
●単独で給気処理ユニットを接続することができます。給気処理ユニットの接続容量は、室外機容量の50〜100%にしてください。
室外ユニットに接続できる給気処理ユニットは最大2台です。
より見やすく、より使い易くなった新リモコン 省エネ操作もカンタン
・高輝度フルドット液晶採用で更に視認性を向上。
・ファンクションスイッチを新装備して操作性を向上。
・ボタンは3つだけのシンプルなインターフェイス。
・豊富な省エネ機能や各種機能も誘導メニューで簡単設定が可能。
・Q&A機能・連絡先表示・運転データ表示機能などサービス、メンテナンス性を向上する機能を満載。
(1)本機は、室内温度を調整する機械ではありません。室内の空調には専用の空調機を併設してください。本機は、室内に外気を導入し、温度調節を行う機械です。吹き出し温度は一般空調機の吹き出し温度相当となります。トイレや給湯室等の外気を導入したい小部屋に本機を設置した時は、吹出口の場所は、吹出空気が直接人に当たらないよう設置してください。
(2)本機の使用制限は室内空調用の室内機と異なります。
本機の特性を十分に理解し、正しく設置し、使用してください。正しく使用しないと空調不良や水漏れの原因になります。
また、下記温度範囲外でのご使用時には、保護制御のため機器が停止する場合があります。
【R32機】外気取入れ温度範囲
冷房時20℃DB~43℃DB(32℃WB)
暖房時-5℃DB~24℃DB
【R410A機】外気取入れ温度範囲
冷房時20℃DB~40℃DB(32℃WB)
暖房時0℃DB~24℃DB
(3)本機に接続されるリモコンも、室内空調用の使用方法と異なります。本機は下図に示すセンサA により外気温度を検出し、リモコン設定温度によりサーモ発停を行います。リモコンの設定温度は、サーモ発停の設定外気温度を表します。サーモOFF時は送風運転となり、外気が室内に直接吹き出されますので注意してください。例えば、リモコンで冷房22℃と設定した場合は、外気温度が22℃以下で送風運転になります。本機のリモコンは管理者の近くに設置してください。
(4)本機のサーモ発停は、外気温度検知により制御しています。冷房時、低外気温度での吹出口結露、滴下を生じますのでリモコン側サーモへの変更による室温検知およびオプションリモートサーミスタによる室温検知は不可です。
(5)本機は除湿運転では使用しないでください。